sero’s diary

破壊なくして創造はない

新型うつに注意‼️

近年いまだ衰えることなく

新型コロナウイルスが猛威をふるっています。

 

身体的に風邪症状がひどく、ダルさが残ります。

 

発熱が治まっても身体の不調が残る後遺症もあります。

 

これは肉体的に辛いものですが、

ココロの風邪と呼ばれるものがあるのをご存じでしょうか?

 

それが【うつ】です。

 

そもそも【うつ】とはどのようなものなのか?

 

従来の症状であれば

やる気がなくなったり

不眠になったり

食欲の低下などの症状が出現します。

 

どの症状も本人にとっては辛いものです。

 

実は【新型うつ】は症状が従来の【うつ】と異なります。

 

一番の特徴は

「会社など本人にとって望ましくない場ではうつ症状が出ますが、そこを離れると元気になる」

特徴があります。

 

【うつ】であると公言できるし

過剰に睡眠をとったり

食欲低下がないのも特徴です。

 

本人としてはとても苦しい心理状況なのに

周りから見るとワガママと受け取られてしまう

ことも多くあります。

 

実はそれがうつ症状を加速させてしまうこともあります。

 

元気そうだったのになぜ急に…

 

という最悪な事態を選択することもあります。

 

ココロの痛みというものは

本人以外にはなかなか把握できないものです。

 

現代人に多い新型うつ病(非定型うつ病)】の特徴

・責任ある仕事や役回りにつきたがらない

・問題があるとよく他人のせいにする

・イヤなことをするときには症状が出る↔️好きなことをするときは元気

・気分のアップダウンが激しい

うつ病であることを周りに隠さない

・過食や過眠になる

・体重が増える

うつ病になった原因を家族や会社のせいにしがち

 

従来と新型どちらにしても

【うつ】というものは本当につらいものです。

 

家族や周りの人のサポート無しには治すことができません。

 

できるだけ、こまめに

コミュニケーションをとってあげることで

些細な変化に気づくことができるものです。

 

うつを治すにはどうしたらいい?

まずは心療内科の受診をオススメします。

 

精神科と聞くとちょっと抵抗がありますよね。

 

昔で言う精神分裂病(統合失調症)や~依存症といった

なんかヤバい人が多い印象ですが

実は現代の精神科(心療内科)のほとんどが

うつや認知症といった疾患です。

 

これは私の経験談ですが

うつっぽいなと自覚したときにはすぐに受診した方が

社会復帰は早くできます。

 

とはいえ、回復するまでに

長い歳月を要する場合があるので

一概には言えません。

 

ですが、我慢していても治るものでもありません。

 

ですので、一番の選択肢は心療内科の受診をオススメします。

 

自分で予防はできないの?

なんとか受診することを避けたい。

と思いますよね。

 

予防方法はいくつかあります。

 

・食事療法

まずは食事を見直してみましょう。

 

ある研究では

ジャンクフードを食べる人にうつ病が多い

という発表もされています。

 

それほど、食に関しては気を付けるべきです。

 

では、何を食べるといいのでしょうか?

 

うつの方はそうでない方に比べて

ドーパミンノルアドレナリンセロトニン

が不足していることがわかっています。

 

手っ取り早く補えるのが食事です。

 

特にビタミンB群は積極的に取りたいものです。

 

ビタミンB群が多い食品

緑黄色野菜、納豆(大豆)、レバー、魚介類、鶏肉、豚肉、バナナ

 

チロシンアミノ酸の一種です。

チロシンは体内で

ドーパミンノルアドレナリン→アドレナリン

へと生成されます。

 

チロシンが多い食品

乳製品、大豆、ナッツ類、バナナ

 

なかなか野菜は取れないなぁ

 

肉も作るのがめんどう

 

そんなときは、手軽にとれる食べ物があります。

 

バナナが最強です。

 

次いで納豆です。

 

好きなものだけ食べるのもいいですが

健康を考えて食べることを心がけてみましょう。

 

※食物からの摂取であれば問題になりませんが、サプリメントからの摂取をする場合は、過剰摂取に注意してください。

 

動悸や高血圧の原因になります。

 

運動療法

運動するのはめんどうなものです。

 

できれば、なにもしたくないものです。

 

手軽にできる運動療法があります。

 

これは身体を動かすという意味ではありません。

 

ちょっとした行動をするだけでセロトニンが分泌されます。

 

セロトニンとは

 

ご存じの方もいると思いますが【幸せホルモン】です。

 

それでは、手軽にできるセロトニンを増やす行動をご紹介します。

 

・太陽の光を浴びる

体内時計がリセットされ、副交感神経から交感神経優位に切り替わります。

 

問題はどのくらいの時間なのかというところですが…

 

なんとたった5分でいいんです。

 

しかも、全身ではなく身体のどこか一ヶ所だけでも効果があります。

 

骨を丈夫にする効果もあるため【日光浴】はオススメです。

 

・サウナで整える

うつの回復にオススメなのは、温冷交代浴です。

 

サウナ→水風呂→休憩

 

を3回繰り返します。

 

【ととのう】と呼ばれますが

頭がスッキリし身体の感覚が敏感になります。

 

【ととのった】ときには、セロトニンが分泌されることも確認されています。

 

・思考療法

思考のクセは人それぞれあります。

 

例えば、仕事で失敗したとき

失敗してしまった→

自分には素質がない→

仕事が向いてない→

どうせ自分なんか→

会社に迷惑をかけるくらないなら辞めよう

 

このようにネガティブに考えるクセがあるとします。

 

この思考パターンをメモしておきます。

 

このようなかたちで考えられる思考パターンを理解しておきます。

 

うつになると思考のクセが出やすくなるので

悪循環に陥る前に気づくことができます。

 

【思考のクセ】は12通りあるとも言われています。

 

思考トレーニン

思考のクセを知る意味でも

SNSで発信や日記を書くこともオススメです。

 

思考のクセを書き出すのはめんどう

という方にもオススメの方法です。

 

振り返ってみたときに

どのような思考パターンがあるのか

一目瞭然です。

 

さいごに

現代の日本では

2人に1人は【うつ】になると

言われています。

 

できれば、何事もなく

幸せに過ごしたいという

願望はありますよね。

 

それでも、社会の荒波にもまれ

日々ストレスを受けながら生活しなければいけない

ということも事実です。

 

もちろん絶対に選択してはいけない

最悪な事態というものもあります。

 

ご存じのとおり【自殺】です。

 

もし、誰にも悩みを打ち明けられないのであれば

私にでも相談してみてください。

 

話をきいてもらうだけでも気持ちが楽になります。

 

そして、あわせて読んでいただきたいのが、

私が出している【死生観】について書いている

コンテンツです。

 

私も過去に【うつ】になりました。

 

だからこそ、辛さを知っていますし

立ち直る術があることも知っています。

 

あなたの幸せな生活に役立てれば幸いです。

 

死生観 ~生きるってなんだろう~|セロ|note