sero’s diary

破壊なくして創造はない

時代と共に働き方は変わる

私は男性看護師です。

国家試験を経て看護師となりました。

私が看護師になった時代は男性看護師の割合は低く

珍しい生き物のように見られていました。

今では男性看護師も多くなり活躍の場が増えています。

一昔前、看護【師】ではなく看護【婦】看護【士】でした。

男女雇用機会均等法が制定されたのは昭和60年。

4回の改訂を経て今に至ります。

看護師に名称が統一されたのは平成14年(2002年)です。

男性でも看護師になれるんだと思い医療の道に進みました。

いくら名称が変わっても正直、内部事情は変わりません。

今私は13年目になりますが、違和感だらけの看護師に未来はないと感じています。

男性看護師は制限が多いのも事実です。

産婦人科には配属されない

若い女性の手術は入れない

・小児科には配属されにくい

若い女性の対応はしない

・一人で当直はしない

これは一部ですが、男性看護師は力仕事をして当たり前のような差別を受けます。

正直、若い人が来ようが高齢の人が来ようがみているのは病気であってどんな身体をしていようが興味はないです。

一人ひとりの身体を覚えていられるほどヒマではないからです。

ですので、男性看護師の居場所は自ずと限定されますし、興味のない分野で働かせられることが多々あります。

ジェンダー平等というのは男性に向けた文言ではないと感じています。

女性が働きやすいように作り上げられたモノであって、男性には不利なモノです。

今回この内容を取り上げたのには理由があります。

今後、男性看護師は無くなるか規模が縮小します。

働きやすい環境ではないからです。

また、女性はセクハラを訴えることができても男性は訴えることができません。

女性だらけの職場で働いているので、この理不尽さを身をもって体験しています。

今から別の稼ぎかたを考えておかないともしかしたら男性看護師は不要になる時代が来るかもしてません。